2017-07-31

【 ペーパージュエリー 】

ペーパージュエリーは紙でできたジュエリー
紙と聞くとちょっと心配になってしまいますが
汗や水に強く、塗れてしまっても大丈夫。乾かしてまた使うことができます。


金属を使用していないので、アレルギーの方にも安心です。
軽いので、着けていても楽なのもいいですね。
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紙ならではの豊富な色合いと繊細なデザイン。
シンプルな服も華やかになるので、
普段使いにもパーティーにもおすすめです。
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リングをひとつ着けるだけでも
いつもよりウキウキした気分でお出かけできそうです。
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男性の方にはウォレットチーフ。
光沢のある質感なので、胸ポケットに入れると華やか。
お札やカードなども差し込めるので、財布を持ち歩けない時にも便利です。
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サンゴをモチーフにした沖縄らしいデザインのものは
県外や海外の方へのプレゼントにもおすすめです。
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ネックレスとピアスは13種類、ウォレットチーフは9種類あります。
あわせたい服のこと、プレゼントなら差し上げる方に似合うのはどれだろう
ゆっくり想像しながら選んでください。
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------------------------------------------------ 西谷-----------------------

2017-07-30

【 沖縄の島の根っこ 】



シマノネは、ずっと大切にしていきたい「島の根っこ」のこと。
ゴーヤーや赤瓦、ハイビスカスなど12柄
沖縄の自然や文化、想いが、それぞれのデザインに込められています。
アイテムはハガキや小箱、ぽち袋などの紙製品と手ぬぐいなど
普段の生活で使うものばかり。

柄のひとつ、サングヮー(写真右下)はススキの葉などで作る身近な魔除けのお守り。
食べ物がいたまないようにお弁当や重箱の上に載せたり、遊びに行く子供に持たせたりするもので、
沖縄ならではの愛情を感じる風習です。
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はがきは沖縄を出て県外で頑張っている方へ送るのにおすすめ。
読んだ後も飾っておけば、いつでも沖縄の暮らしが思い浮かびそうです。
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ちょっとしたギフトにぴったりの飴入り小箱
沖縄県内の工場で昔ながらの地釜焚きの製法で作られた
マンゴー、シークヮーサー、パイナップル味の飴入りです。
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クラフトペーパーの使い方はアイデア次第。
オリジナルののし袋やブックカバーを作ったり、
絵のように額に入れて飾ってもいいですね。
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ぽち袋には、お年玉や手紙などをいれて。
ちょっとした心遣いが喜ばれそうです。
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12種類の個性ある柄たち。
ぱっと目に留まった柄を選ぶのも、
ストーリーを読んで心に留まった柄を選ぶのもいいですね。


▼シマノネのラインナップ、デザインのストーリーなどはこちらをご覧ください。
http://shimanone.utaki.co.jp/index.html


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------------------------------------------------ 西谷-----------------------



2017-07-08

【 新商品 島のホウキや浮き玉、クバカゴ 】


6月上旬、休日を利用して伊平屋島へ行って来ました。樹齢300年以上といわれる念頭平松や、「神が宿る木」クバが群生するクバ山で有名な、あの島です。

私の地元でもある今帰仁村からフェリーに乗って約60分。伊平屋は3回目ですが、新しくなったフェリーには初めて乗ったので、船内がとてもきれいでびっくりしました。船の揺れも、かつてのフェリーよりもだいぶ軽減されていましたよ。ざこ寝して仮眠がとれるスペースもきれいで快適です。

そして到着してぐるりと島を案内していただきました。昔ながらの風景が残っていて、とても美しい島です。


さて今回、お休みを利用して訪問した伊平屋島ですが、実はお会いしたい方がいました。宮古のチガヤ工房などでの経験をへて、伊平屋で工房を立ちあげられた種水土花さん。



工房の中には月桃の縄で編んだ浮き玉や、マーニの葉で編んだ大きな敷き皿、カゴ、バッグなどたくさんの自然素材の産物。

島の中に溶け込んだ種水土花さんの手仕事と、その暮らしは
本当の「豊かさ」そのもののように感じました。

少しでもそれを持ち帰ろうと、今回新たに仕入れをさせていただきました。
クバの葉カゴや浮き玉、ホウキなどを入荷。
それらを少しご紹介します。




大量に採取したススキを伊平屋の真っ青な海でしごき、残った部分だけを使って丁寧に作りあげたホウキ。


柄となる部分は伊平屋の山から採ってきたチンブク竹。縛っているのは、近所のおばぁが綯ってくれたアダンの縄。ススキの毛束の横にメッシュのように入っているのは爽やかな香りのレモングラスです。

自然から生まれたものを上手に組み合わせて暮らしの道具にする。
なんだかとても素敵なことだと感じます。

大きなエネルギーを消費するのではなく、自然と向き合い寄り添ってみると工夫と試行の繰り返しが、心地よい共存の状態を生む。
そういったことがあるのではないか。

丁寧にしっかり作られたものだから、大切にして長く使う。
なるべく捨てない、という暮らし方に繋がっていくのではないか。

そんなことに思いを巡らし、島から学ぶべきことはとても多いと感じました。


月桃の縄で編んだ浮き玉。店頭にてご覧いただけます。


クバの葉カゴもさっそく店内に。バゲットや、果物を置いたり、ボトルディスプレイなどにもおすすめです。

夏のあいだに種水土花さんをお招きしてワークショップも予定しておりますので、決まり次第フェイスブックにてお知らせします。ぜひご覧ください。

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------------------------------------------------ 店長 嘉陽 -----------

【更新情報】nifeにのせて - オクラの肉巻きカラフルピーマンソース

オンラインショップの連載「nife〈ニーフェ〉にのせて ― 季節で楽しむモダンな器 ―」を更新しました!今回ご紹介するのお料理は「オクラの肉巻きカラフルピーマンソース」。野菜ソムリエプロの齋藤珠美さんが、オクラの豆知識から美味しい食べ方まで、素敵な写真と文章でご紹介します。ぜひご覧ください。

http://www.yuimarluokinawaweb.jp/fs/yuimarluweb/c/okura_nikumaki


2017-07-07

【商品紹介】照屋佳信さんの大皿

1尺3寸(約40cm)超えの大皿は、ベテランやちむん職人・照屋 佳信さんによる作。ゆいまーる沖縄本店オンラインショップで1点物の限定商品として販売開始しました。ぜひご覧ください。(松田)

http://www.yuimarluokinawaweb.jp/fs/yuimarluweb/limited/31651349


2017-07-05

【 沖縄の錫 】


沖縄にも錫工芸が存在していたことをご存知でしょうか。
琉球王府の時代から300年以上もの歴史があり、
主に行事の祭祀道具として用いられていました。

金細工・銀細工などの職人「クガニゼーク」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、
「シルカニゼーク」と呼ばれた錫職人もいたのです。

琉球では産出されないのでマラッカなどから貿易で仕入れられていた錫は、
貿易品としてだけでなく、船を安定させるための重しとしても役立っていたそうです。

ゆいまーる沖縄本店<Storage & Lab.>に展示してある
漆塗の湯庫(タークー)と中に入れる錫製の湯桶。
外出用に湯や茶を入れて持ち運ぶものとして使われていました。
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錫の特徴の一つが柔らかいということ。
レジカウンターに置いてある錫製のキャッシュトレー
お子さんに曲げてみてと声をかけると
最初はおそるおそるといった様子で触っていますが、
柔らかいことがわかると、楽しそうにいろんな形に曲げてみせてくれます。

多くの人に触れられて、初めはまっすぐだったものが今では波を打ったような形に。
人の手によって少しずつ形が変わっていくのも面白いですね。
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錫の商品の一つ、沖縄の砂(ニービ)で型を作り流し込んだ小粒皿は
薄いのでより柔らかく、角を少し立ち上げたりとお好みの形でお使いいただけます。
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沖縄らしい形のブローチもあります。
星型は琉球王府時代の男性用かんざし「髪差(かみさし)」、もう一つは「蝶形骨器」を
モチーフにしたもの。蝶型骨器は沖縄の縄文時代の人々によって作られたもので、
ニライカナイの使者「蝶」を写した装身具だと推測されています。
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約100年前にに途絶えてしまった錫工芸ですが、
何とか復興させようとする職人さんがいます。

その職人さんは、金細工まつの上原俊展氏。
学生の頃から美術やデザインの感性を磨き、金属工芸に魅せられ
途絶えてしまった沖縄の錫工芸を研究しながら、
新しく美しい錫器を次々に生み出しています。
工房の名は沖縄生まれの祖父、上原松からもらい名づけられました。

錫の作品制作や文化財の復元を行いながら
錫をたくさんの人に知ってもらおうと、不定期にワークショップも行っています。

実は沖縄でも長い歴史のある錫
ぜひ直に見て触れて、その美しさ、柔らかさを感じて下さい。

(西谷)
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