2018-01-30

錫の古酒盃

宜野湾で錫工芸などを作っている金細工まつさんより
新商品、錫製の古酒盃が届きました。


写真左が【イヘヤ】、右が【イゼナ】と名付けられています。
口当たりがよくなるよう厚みや角度を調整し、試作を繰り返して完成となりました。
大きさや形が違うだけでなく、表面や高台裏の仕上げなど細かい部分が異なるので
ぜひ手に取って近くでご覧ください。






泡盛を瓶からそのままではなく、
カラカラなどに移し替えると、注ぎやすいだけでなく雰囲気も味わえます。



カラカラの種類もいろいろ

 


泡盛を飲む器は他にもあるので、お気に入りを探すのもいいですね。



成人式を迎えたみなさまは、これから泡盛を飲む機会が増えるでしょう
水割りやロックも美味しいですが、
この錫の盃なら、古酒を舐めるように味わって飲むのがおすすめです。

酔うことではなく、味わうことを目的に飲んでみてください。
気分次第で飲み方を変えると、泡盛の楽しみ方が広がりそうです。

(西谷)
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沖縄県島尻郡南風原町宮平652番地
------------------------------------------------ 西谷 ------------------

2018-01-15

正月から日常へ

大掃除をし、正月飾りを準備して、よい新年を迎えられますように。そんなことを思ってい
たのですが、気が付くともう1月も半ばとなりました。
店舗に飾っていた正月飾りが無くなり、正月の雰囲気から普段のお店にもどりつつあります。


このしめ縄飾りは、うるま市い草生産組合の兼城さんに教わってスタッフが手作りしたもの。
うるま市照間のビーグ、中北部で採れたコシダ、早朝にうるま市の海岸から集めてきた
ホンダワラなど、できるだけ沖縄の材料で作られています。




こちらはボリュームのある形のワラで作ったしめ縄。
作り方を覚えれば、応用して色んな形が作れそうです。


鏡餅もおろしました。ガラスなので食べることができないのは残念ですが、また来年も飾れ
るのは嬉しいです。
下に垂れているギザギザの紙、紙垂(四手・しで)はシマノネのクラフトペーパーで
作っています。これは「のまんじゅう」と「ガジュマル」の組み合わせですが、
いろいろな柄で作っても楽しそうです。意外と簡単に作れるので、来年はぜひ
チャレンジしてみて下さい。



沖縄でもアラレが降ったりと、寒い日が続きますね。
年末年始を楽しく過ごしていても、体は疲れているかもしれません。
しっかり温めて風邪などひかぬようお過ごしください。

(西谷)

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沖縄県島尻郡南風原町宮平652番地
------------------------------------------------ 西谷 -----------

2018-01-14

店内のシーサーたち



店内には、いろーんなシーサーがいます。

戌年のためでしょうか、獅子・シーサーをお探しのお客様が時折いらっしゃいます。

上の写真は、大海陽一さんのシーサー。

犬を飼っていらっしゃるそうで、どことなく似ている気がします。


同じく大海陽一さんの、面獅子。

壁などにかけられるようになっています。


全身の立体感が、とてもリアルで厳かな壁掛け獅子もあります。

どれも1点限りの獅子たちです。


ちむどぅん窯さんのシーサー。

くりっとした目が印象的です。


湧田陶器さんの毛手巻きシーサー。

ぐるぐる巻いたこまかく白い毛が、神聖な雰囲気をだしています。


佐久間栄さんのシーサー。

前へ直進しかできないという「マジムン」をはらうために

丁字路などによくおかれている石敢當を抱えています。


ギフトでもとても人気な、だるま獅子。

高江洲陶器さんのシーサーです。


コアなファンが多い、スタジオde-jinさんの石獅子。

現在でも集落でひっそり佇んでいる石獅子。

シーサーのルーツとも言われています。

ここ南風原町にもいろいろな石獅子がいます。

一部ですが、今回は店内にいるシーサー達をご紹介してみました^^

他のシーサー達も後日またご紹介します!


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沖縄県島尻郡南風原町宮平652番地
------------------------------------------------ 店長 嘉陽 -----------

2018-01-13

【イベントレポート】芸能鑑賞とブクブクー茶


ゆいまーる沖縄の芸能鑑賞とブクブクー茶。とても賑やかに終了しました!


竹田さんの軽快なトークと、3人のすばらしい芸能を中心に、にぎやかで、ところどころ厳かでもある琉球古典芸能をご披露いただきました。

おめでたく、品格を感じさせる箏の独奏もありました。響き渡る音色に目を閉じ聞き入る人も。



軽やかな足取りで、にぎやかな音曲の鳩間節では、兼島さんのすばらしい踊り。爽やかな衣装とキリリとした表情で爽快な琉球舞踊を見せてくれました^^


威勢のいい囃子が、さらに会場を盛り上げます。


そして舞踊のあと、鳩間節の大元の歌は実はゆっくりとした音楽ということで、調子の違いを感じていただきながら説明も入りながら鑑賞。

あいまにブクブクー茶の豊かな泡をたしなみながら、、鑑賞会は進みました。


途中、沖縄伝統ブクブクー茶保存会さんからお茶の歴史や特徴をご説明いただいたり、演目カンゼーク(金細工)の前にはゆいまーる沖縄で錫器を販売している金細工まつの上原さんに沖縄の錫工芸についてご紹介いただきました。

ゲストが多く、歌に楽器にお茶に金細工、プロから直接のご紹介がたくさんいただけて、内容の濃い鑑賞会になりました^^


ご近所の方や古典音楽に興味がある方、ブクブクー茶を初めて召し上がる方などいろいろな方がご参加くださいました。

芸能鑑賞のにぎやかな場面ですから老若男女問わず楽しみたいですね。年が明けて2週間。お正月らしいにぎわいも今週まででしょうか。にぎわったあとは、ほっと一息。


演奏終了後は、演者のみなさんもゆっくりブクブクー茶を。


ゆいまーる沖縄の伝統芸能とブクブクー茶のイベントは、おかげさまでにぎやかに実施することができました。ありがとうございました。

ふだんは劇場や特別な場所へ行かないと見ることができない琉球古典芸能や文化的な事柄たち。ゆいまーる沖縄ではそうしたものと接点がつくりやすいような活動をすこしずつ増やしていきたいと思っています。

沖縄の文化を掘り起こし、もう一度見つめる。その魅力に直に触れる機会を増やす。そうしたことが沖縄の価値を創造することにもつながっていくと思います。

新年を迎えてまだ間もない13日。今日でしっかりカリー(嘉例)をつけて、今年も健やかに心豊かに過ごしたいものですね!

ブログをお読みのみなさまにも、カリーちきら!(今年、よきことがありますように!)

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沖縄県島尻郡南風原町宮平652番地
------------------------------------------------ 店長 嘉陽 -----------