こんにちは。
ゆいまーる沖縄 本店<Storage & Lab.>店長です。
お店ができたときのことを振り返り
共有するブログ。
6通めは、検討した末に撤去してもらった
「鉄の大きな看板」のことを。
この写真は、オープンしてしばらく経ったころの
ゆいまーる沖縄 本店<Storage & Lab.>の外観です。
杉の木枠の入り口にするかどうかは、
内装を決めていく時に話し合いました。
Luftの真喜志奈美さんがご提案してくれました。
アルミサッシのような素材もできるし、
木の枠でもできる。
木だと、半年に一回ほどは手入れが必要だし
溝の作りもすこし甘くなるかもしれない。
だけど、この国道329号線沿いの
ギラギラした看板のこの通りで
私たちが表現したい雰囲気はどんなものか
「印象がどうなるか」考えながら話し合いました。
それを考えることは、私たちが
「どんなお客さんたちと繋がりたいか」
を考えることでもある、ということを
関係者のみなさんに教えていただきました。
結果、木の枠で進めていただくことになりました。
手仕事の品々を扱う、そのテーマに近い、素材感。
鉄製のものに比べたら、やわらかく温かみのある質感。
それを、いいな、と思ってくれる人に入って来て頂けたら。
そういう雰囲気を素敵だなと感じてくれる人に、入ってきて頂けたら。
そんな思いから、木の枠にしました。
それから、
鉄製の大きな看板があったのですが
大家さんからは当初、これをぜひ使ってほしい、と言われました。
撤去するのにも費用がかかるし
お店をやるなら、この通りを通る人に
新しい場所ができたことをお伝えするチャンス。
長年、南風原町宮平の近隣にお住まいの方は
見覚えがあるかもしれません。
このような看板がありました。
塀は、一部壊れていたので直してもらっている途中 ↑
直す前はこんな感じ。
職人さんの手技って、すごいです。
気持ちよくまっすぐに積み上げられ、今ではとてもきれいな塀です。
さて話を看板に戻します。
看板についても、何度か話し合いました。
30年近く続いている会社であっても
今まで卸売業がメインなので、
地元エンドユーザーの方々への認知度はほとんどありません。
だからこそ、看板、出したいよね、と。
でも、このとても大きな鉄の看板は
私たちが表したい雰囲気を表すのは難しいのでは。
書体とか色とかを工夫したら、どうにかなるかも。
でも、、などと、
何度も往復するような話し合いをした記憶があります。
最終的には、
これほど大きな鉄の看板では
私たちが表現したい雰囲気は
表せないという結論に至りました。
この通りで軒並み見える看板と
同じ雰囲気を追加したいわけではない。
木の枠にした入り口が
そっと自然にそこにあるだけでも
感じ取ってくれる方々はいるはず。
いろいろな思いを出し合って
まとめてみて
最終的には、大家さんに撤去をお願いしました。
大家さんも受け入れてくださって
今のような外観に至っています。
(嘉陽)
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店舗情報
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ゆいまーる沖縄 本店 < Storage & Lab. >
http://www.yuimarluokinawaweb.jp/
島尻郡南風原町宮平652
tel 098-882-6995
営業時間 11:00-18:00
定休日 木曜日
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那覇空港店 Dear Okinawa,
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那覇市鏡水150番地
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